レーザー治療①

ここでは、「いびき」を解消するための方法として「レーザー治療」をご紹介する。

いびきの原因には様々あるが、だいたいの場合は睡眠中に舌が上気道を塞いでしまう事が原因の場合が多い。

レーザー治療は、口蓋垂(のどちんこ)の周りをレーザーで照射して、塞がった気道をだんだんと広げていくという治療である。

これによって喉の粘膜の震えが解消されて、いびきが軽減されるという仕組みである。

現在のレーザー治療は、日帰りでできるので昔よりは手軽に出来るようになっている。

しかし、一般的には、保険適応外のため手術費用が高額になる可能性がある。

だいたい20万円前後が相場ではないかと思う。

ただし、症状によっては保険適用になる場合もあるので医師と相談する事をオススメする。


<手術の概要>

レーザーというとちょっと怖く感じるかもしれないが、手術は局所麻酔をスプレーでするので、痛みはほとんど感じず心配はあまりない。

いびきの時の音については、個人差があるために治療をしても音が改善されない人もいるが、だいたい9割の人が改善されるとされている。

ただし、肥満の方は音が改善しないケースもある。

手術時間は、だいたい5~15分程度で終わり、術後の通院は絶対に必要という事ではない。

レーザー治療②

<術後>

治療後は落ち着くまで、だいたい1~2週間ほどかかるので、激しい運動などは控えた方がいいでしょう。

術後の経過が良好であれば、炎症がとれるだいたい1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後などのタイミングで通院するのが一般的である。

痛みについては、術後の数日間は扁桃炎のような痛みが出ることもあるし、違和感がある場合もあるが、1週間ほどでなくなる場合が多い。

治療後の食事等については、アルコールやタバコは控えて、固いもの、熱いもの、辛いものなどの刺激物なども控えるようにした方がいいとされている。

日常的には、処方されたうがい薬を1日だいたい5~6回ほどうがいするようにする。

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