外科手術①
ここでは、外科手術についてご紹介する。
いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療法の一つとして「外科手術」がある。
外科の手術の目的は「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」の原因となっている粘膜の切除、咽頭部を拡大するような手術によって呼吸をしやすくするといったところにある。
場合によっては気管切開が必要な場合もある。
いびきを解消する為の手術については、鼻腔形成術、副鼻腔手術、アデノイド切除術、口蓋扁桃摘出術、軟口蓋形成術、などいろいろな手法がある。
健康保険が適用される場合と適用されない場合があるので、事前に相談することをオススメする。
外科手術②
外科手術というのは、病的な症状が原因の場合に適応されるのが一般的である。
外科手術の必要がある病的症状としては、気道内における扁桃の過度な肥大、のどちんこが極端に長いなどがある。
手術の方法で一般的な方法はUPPPとLAUPである。
UPPPとLAUPとも、気道を狭く閉塞させないように喉の形を変える方法であり、喉の咽頭部分を拡大するので呼吸もしやすくなる。
呼吸がしやすくなると体内の酸素取得量も増加することになるので、心臓にかける負担が減って高血圧などの合併症を引き起こす危険性も減るのである。
・UPPP
UPPPは、睡眠時無呼吸症候群に効果的であるとされている。
口蓋、軟口蓋を外科的に切除し、口腔、鼻腔の粘膜を縫い合わせ、突っ張るような緊張状態を作り上げる。
・LAUP
いびきを治療する時に使用する手術法である。
UPPPより切除する範囲は狭く、レーザーで焼くのが一般的である。
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