横向きで寝る①
ここでは、いびきを防止・対策する方法として、横向きで寝ることについてご紹介する。
いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因の1つとして仰向けで寝ていることがある。
横向きで寝るという事を心がけるだけでいびきを防止したり、解消したりする可能性があるのである。
なぜ、仰向けで寝ている人にいびきをかく人が多いかというと、舌は口から咽頭部まで伸びていて、その咽頭の一番奥までつながっている。
仰向けに寝ると、舌が咽頭の奥に覆いかぶさるように下がってしまうため、上気道が狭くなっていびきをかきやすくなってしまうのである。
<寝具によっていびきをかきやすい原因>
・枕を使っていない
・固い枕を使っている
・高い枕を使っている
・敷き布団などのマット類が柔らかすぎる
横向きで寝る②
<横向きで寝るための工夫・コツ>
枕などの寝具が原因でいびきをかいている場合は寝具を変えてみることが必要になる。
「寝返りが楽に出来る寝具」、「横向きで寝るのが楽な寝具」などに変えてみるといびきが解消される可能性がある。
・枕を低くしてみる
高い枕だと自然と仰向けになってしまい、いびきをかいてしまうケースがある。
枕を低くして横向きで寝やすいようにするのが大切である。
・抱き枕を利用してみる
抱き枕など足を絡められる物は自然と体制が横向きになるので横向きで寝やすくなる。
・枕の片側を高くしてみる
枕の片側に本などを置いて高くすることで、仰向けに寝るのが難しくなり、自然に横向きで寝やすくなる。
横向きで寝るための方法というのはいくつかあるが、無理に横向きで寝て睡眠不足になってしまってはかえって逆効果になるので注意しましょう。