いびきの種類と症状①
ここでは、いびきの種類と症状についてご紹介する。
いびきの種類としては、大きく分けると「単純いびき症」、「上気道抵抗症候群」、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)(閉塞型睡眠時無呼吸症候群)」の3種類がある。
・単純いびき症
単純いびき症は、世間一般的に「いびき」と呼ばれている症状である。
単純いびき症は、睡眠時無呼吸症候群のように呼吸が止まったりする症状はないので、病気という枠には入らない。
しかし、いびきというのは自覚症状があまりないので、自分では「単純いびき症」なのか「睡眠時無呼吸症候群」なのかの判断をするのはとても難しいのである。
病気ではないとはいっても、単純いびき症を慢性的にしているとそれが発端となっていろいろな病気や疾患につながっていく可能性もあるので、耳鼻咽喉科などの専門医で一度は診断してもらう事をオススメする。
いびきの種類と症状②
・上気道抵抗症候群
「睡眠時無呼吸症候群」のように睡眠時に呼吸が止まったりする事はないが、上気道が狭くなったことなどが原因でいびきをかいて、日中に激しい眠気に襲われたり、睡眠時に必ずいびきをかいたりする症状がある。
原因ははっきりとは分からないとされているが、この症状は、脳血管障害、心臓病、糖尿病などの初期兆候としてあらわれる可能性が高いとされているので一度専門医に診断してもらう事をオススメする。
・睡眠時無呼吸症候群(閉塞型睡眠時無呼吸症候群)
睡眠時無呼吸症候群のだいたい9割以上の人が「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」ではないかとされている。