いびきの自覚症状①
ここでは、いびきの自覚症状についてご紹介する。
ある製薬会社が20~30代の既婚女性を対象にして「夫のいびき」についてアンケートを取ったデータをご紹介する。
それによると、9割以上の旦那さんがいびきをかいているという結果が出ている。
また、そのうち8割以上の奥様が旦那様のいびきを何とかしなければ、あるいは何とかしたいと考えている。
奥さんの方は悩んでいるのに、いびきをかいている本人には自覚症状がないため、いびきを治そうという意識が低い人が多いようである。
一人暮らしの場合には自覚症状があまりなくて全然問題ないが、結婚しているなど同居している家族がいる場合にはいびきを聞いている人にとってはかなり睡眠妨害されている可能性が高く問題である。
人によってはちょっとした音で目が覚めてしまう場合もあるくらい敏感な人もいるので、そういう場合には共同生活が困難になってしまう場合がある。
いびきの自覚症状②
いびきは、自覚症状がなく他人に指摘される場合が多いが、いびきをかく人に多い特徴というのがある。
通常、睡眠中は、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行し、熟睡状態に入ってくが、いびきをかく人はレム睡眠に入る前に目が覚めてしまい熟睡できていないというデータがある。
つまり、いびきをかく人は、ちゃんと熟睡をしていないので、通常は起きている時間帯の昼間に睡魔に襲われて仕方がない状態になることも多い。
例えば、以下のような例である。
・昼間、仕事をしていても居眠りしてしまう。
・喫茶店や公園などでちょっと落ち着くとすぐ居眠りしてしまう。
・頭がいつもボーとしていて身体も疲れやすい。
以上のように、昼間いつも睡魔に襲われているような状態になっている人は、夜いびきをかいて寝ている可能性が高いということになる。