睡眠時無呼吸症候群①
ここでは、いびきと睡眠時無呼吸症候群についてご紹介する。
いびきは、空気の通り道である上気道が狭くなることで、空気が通る振動音を出す事で起きている。
睡眠時無呼吸症候群は、空気の通り道である気道が塞がってしまうことで呼吸が止まってしまい、その状態が長く続く事をいう。
アメリカの研究では、寝ている時に歯ぎしりをする人に睡眠時無呼吸症候群のような症状が出るということが明らかになっている。
また、大いびきをかく人の多くの人が睡眠時無呼吸症候群になっているという事が明らかになっている。
睡眠時無呼吸症候群②
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまった状態(これを無呼吸という)が継続的に繰り返えし起きる病気である。
呼吸が一時的に止まってしまうと、身体全体への酸素の供給をSTOPしてしまうことになる。
身体が酸欠状態になってしまうと、循環器系や呼吸器系などへ悪影響が出てくる可能性があり、脳梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性が出てくるというわけである。
また、合併症を引き起こす可能性もあるので、早めに専門医に診てもらう事をオススメする。
睡眠時無呼吸症候群の定義は、一回の睡眠で10秒以上呼吸が止まる状態が30回以上続く事、または、睡眠1時間あたりの無呼吸状態が5回以上あること、とされている。
この状態が繰り返されると睡眠が十分に取れないために、昼間眠気がおそってきたり、集中力が無くなったりしてしまう。
車の運転をしている人の場合、居眠り運転や事故など取り返しが付かない事故を起こす可能性がある。