インフルエンザ予防法①
ここでは、インフルエンザの予防法もついてご紹介する。
寒くなってくると、特に、重症化する恐れのあるインフルエンザは、子供にとっては気をつけておかなければいけない病気である。
予防には、まずは予防接種が第一である。
あとは、インフルエンザウィルスにやられないように、家で簡単にできる予防法がある。
・うがいと手洗い
外から家に帰ってきたら、まず最初にうがいと手洗いをすることがとても大切である。
手洗いは、さっと水洗いするだけではなくて、石鹸で指の間や爪の間まで、しっかりと洗いましょう。
1日4~5回手洗いする人は、手を洗っていない人に比べて50%も風邪をひく人が少ない、との調査報告もある。
うがいは、のどの細菌を減らすために、出来ればだいたい1分程度やるのが効果的である。
水道水を使っても効果はあるが、カテキンの殺菌作用がある紅茶や緑茶でうがいをするとより効果的とされている。
インフルエンザ予防法②
・湿度
家の部屋の温度を上げて、湿度を上げることも大切なポイントである。
インフルエンザウィルスを死滅させるのに最適な温度は20度~25度、湿度は60~70%とされている。
湿度をあげるためには加湿器を使っても良い。
あとは、霧吹きスプレーで水を噴霧するか、濡れタオルを部屋に干しておいても効果的である。
タオルを2~3枚くらい干しておくと湿度が50%程度になると言われている。
・寝る前の注意
1日の中で一番風邪を引きやすいのは夜中である。
朝起きてみたら、急に体調が変化していた、なんてことは良くある。
夜中(だいたい2時から4時くらい)は、体が乾燥してウィルスが増殖しやすい時間なので、寝る前に温かい飲み物を飲んでおくと効果的とされている。
また、目が覚めたら水分をとれるように、枕元に水などを置いておいてもいいでしょう。