予防接種の回数と時期①
ここでは、インフルエンザの予防接種についてご紹介する。
毎年猛威を振るうインフルエンザであるが、子供をもつ親にとっては冬は心配な季節である。
毎年数百人ものインフルエンザ脳症の報告もあり、インフルエンザの重傷化を防ぐためには予防接種が一番である。
その年に流行する型は事前にはっきり分からないのに、予防接種は効果的なのか?と疑問に思う人もいるかと思う。
しかし、インフルエンザのワクチンは流行するウィルスの変化も予想して作られているので、実際の型と一致しなくても症状を軽くする効果があるとされている。
1才未満の赤ちゃんには、予防接種の効果は明らかになっておらず、感染しても比較的軽く済むことが多いので特に接種する必要はない。
予防接種の回数と時期②
13才までの子供はワクチンを2回接種する必要があるが、2回目の接種はだいたい12月上旬までには済ませておいた方が良いとされている。
1回目のワクチン接種後だいたい2週間ほどしたら効果が現れてくるが、2回目までの予防接種間隔はだいたい3週間か4週間が効果的なので1回目は遅くとも11月中には済ませておくといいでしょう。
また、シーズンになってくると予防接種の予約は混雑してきて、人気のある病院などはすぐに予約がいっぱいになってしまうので、接種を考えている場合は早めの予約がオススメである。
また、予防接種は子供だけでなくママとパパも一緒にしておくといいでしょう。
子供だけしかしない、という家庭も多いようだが、インフルエンザは大人も感染することが多い病気である。
特に赤ちゃんが1才未満の場合や、1才以上でもアレルギーがあったりする子供は予防接種を受けることができないので、そのような場合特にパパやママがしっかり予防接種をしておいた方がいいでしょう。