便秘解消法－食べ物・ツボで予防（改善）できる

便秘は圧倒的に女性に多い症状で、その傾向は特に日本人女性に多いようである。

実に日本人女性のだいたい2人に1人は便秘に悩まされているというデータもあり、便秘は国民病に近いものだという人もいるくらいである。

便秘の原因としては、体質など先天的な理由もあると思うが、ほとんどの場合は生活習慣や食生活が大きく影響していると言われている。

便秘には「便秘スパイラル」とよばれるものがある。

便秘の原因②

便秘の原因としてよくあげられるのは「朝食を食べないこと」と「トイレを我慢すること」の2点である。

朝食を食べることによって、体内の消化器官が目を覚まして食べ物を受け入れる準備をするのと同時に、体内にある便を外に出そうとする活動を始めるのが、朝食を食べないとその活動を行わないために便はその場所に居座ってしまう。

さらに、便意をもよおしているのに他の用事を優先してトイレを後回しにすることを日常的に行っていると、だんだん便意を便意と思わなくなってしまう。

腸の中にたまっていて外に出る準備をしていた便は、外に出る機会を失うと腸がだんだんと水分を吸収してしまう。

水分が吸収されると便は外に出ずらくなり、硬くなってしまい、その場所で栓となって次の便が出ようとすることまで邪魔をしてしまう。

これが「便秘スパイラル」とよばれるもので、一度このスパイラルに突入してしまうと何らかの処置をしないと抜け出すことが難しくなるのである。

そうなる前に生活習慣や食生活が便秘になりやすいものでないかを検討してみる必要があるでしょう。