胃腸・腰・背中の病気と症状

胃が痛い、お腹が痛い、という症状は、ほとんどの人が一度は経験していると思いますし、働き盛りの人やストレスの多い人などは回数も多いかと思います。

胃の痛みは、かなり一般的な症状と言えます。

ほとんどの人が食べ過ぎや飲みすぎ、タバコ、過労、ストレスなどで胃を荒らすと胃の痛みを経験します。また、胸やけ、胃もたれなども、よくある症状です。

これらの腹痛は、しばらく経つと自然に治ったり、市販の薬の服用や、家庭の療法で治ります。

しかし、中には、痛みに波があり時おり激しく痛みだす、などのように胃や内臓の病気で重症になる人もいます。

胃の痛み 基礎知識

この胃の痛みの種類には、原因や症状に応じて、いろいろあります。

胃の痛みの症状としては、空腹時の痛み、満腹時の痛み、そして、激痛、重い痛み、軽い痛み、キリキリ痛むなど様々な症状があります。

また痛みには、胸焼け、胃もたれ、むかむか、吐き気、スッキリしないなどの症状を伴う場合が多くあります。

さらに、痛みの部位も背中側、下腹、脇腹など様々で、みぞおち、時には腰までが痛むこともあります。

胃の痛みの原因・症状と対処法②

胃の痛みの原因には、様々な病気があります。

胃炎、胃潰瘍、胃下垂、胃腸虚弱、消化不良、食あたり、食中毒など胃に関する疾患です。

また、ピロリ菌やノロウイルスなどの感染症もあります。さらに、直接に胃とは関係のない内臓疾患、腎臓結石、胆石症、虫垂炎、でも、胃の痛みを感じることがあります。

胃の痛みの対処には、市販の薬を服用し、様子を見るだけで済む症状もあります。

食べ過ぎや飲みすぎ、ストレス性胃炎などの胃の痛みは、市販の薬の服用や、時間の経過で回復します。

ただし、緊急を要するピロリ菌などの中毒症や激しい痛みの虫垂炎、腸捻転や腸閉塞、結石などは、一刻も早い治療が必要です。

また、胃の疾患だけでなく、内臓やその他の臓器の病が懸念される時は、早めに精密検査を受けましょう。

胃はストレスに影響されやすい器官なので、暴飲暴食、タバコ、お酒などは出来るだけ控えましょう。