目・鼻・耳の病気と症状 について

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網膜剥離の原因・症状と治療法

網膜剥離の原因として最も多いのは、加齢または網膜の弱い部分があり、網膜の一部に穴が開いて、そこから硝子体にある液体が中に入り込み網膜が剥がれてくる「裂孔原性網膜剥離」といわれるものです。

ボクシングの選手によく見られるように、打撲が原因でも起こります。

この他に糖尿病が原因で起きる「牽引性網膜剥離」、炎症が原因で起きる「滲出性網膜剥離」などがあります。


治療は、網膜裂孔だけであれば、手術せずに、レーザー治療だけで網膜剥離を防ぐことができます。

しかし、網膜が剥離してしまうと、手術を受ける必要があります。

網膜剥離の手術は、網膜の裂けた部分をふさいで,網膜の下にたまった液体を抜き,剥離した網膜を元に戻します。

網膜剥離は、手術によってだいたい9割以上の人が治癒可能とされています。



ベーチェット病の原因と治療法

日本ではベーチェット病は1972年に厚生省で特定疾患に指定されていて、それから30年以上経ちますが現在でも発病する原因は不明です。

ただベーチェット病の病態については徐々にではありますが分かってきています。

体内で起こる原因・内因や体外からの原因・外因が関与することによって白血球に異常が生じるということや、発症感受性遺伝子が存在すると言われれています。

ただ、親がベーチェット病だからといって、必ずしも子供が発病するとは限りません。


特定疾患に指定されているにも関わらずベーチェット病を完治させる治療方法はまだ発見されていません。

生命に関わるのか重大な後遺症が残るのか、治療の対象になる患者の病態の重症度や後遺症を残す可能性の大小などから治療の優先順位を決めて、治療法を選択していくうようです。