手・爪・皮膚の病気と症状 について

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慢性関節リウマチの症状

関節の腫れや痛み以外の症状としては、血管に炎症が起きた場合は、全身に栄養や酸素が行き渡らなくなり、潰瘍ができたりしびれを感じたりするようになり、血管の炎症が原因となって、胸膜炎や間質性肺炎などを起すこともあります。

また、慢性関節リウマチ患者の1割から2割程度の割合で、ひじや膝、かかとなどに小さなしこり(皮下結節)が出来る場合があります。


では、慢性関節リウマチの初期症状はどのようなものでしょうか?

何となく食欲がなく、体がだるいというような症状から、慢性関節リウマチは非常にゆっくりと進行していきます。

その後、関節の腫れや痛みが起きてくるのが一般的ですが、日本人の場合は膝の関節から始まることも多いようです。

日常生活の中で慢性関節リウマチの症状を抑えるには、関節への負担を減らし、適度に動かすことが大切で、クーラーの効かせ過ぎや、冷たい飲み物にも注意が必要です。

また、慢性関節リウマチは、症状の軽快と悪化を繰り返すことの多い病気なので、治ったと思っていても、何年か経ってから再発するケースがありますので注意が必要です。



手根管症候群(手のしびれ)の症状と治療法

手根管症候群を診断する方法には、主に知覚検査や電気生理学的検査などがありますが、簡単な自己診断法を二つ紹介します。

最初は、手根管のところを手で叩くと、しびれがある指に痛みを感じます。

二番目の方法は、手首を上あるいは下に曲げた状態にしておくと、だいたい1分以内に手指に強いしびれを感じます。

また、ファーレン・テストという自己診断方法があり、手首と指を脱力し、手首を垂れ下がった状態にして、もし1分以内にしびれが強くなれば手根管症候群の可能性が疑われます。

そういう場合には、医師の診断を受けることをおすすめします。


手根管症候群は、原因が明らかでなく、症状が軽い場合は保存的治療を行います。

手首をサポーターなどで固定したり、症状に応じて、消炎鎮痛薬を飲んだり、ステロイドを手根管に注射したりします。

それでも、改善しない場合や、親指のつけ根の筋肉に萎縮がみられ、筋力が落ちた場合には手術をすることになります。

手術は、手首の手のひら側を切開して神経の圧迫を除く方法が一般的です。