医療費控除の申告や高額療養費の支給申請等に便利です。
医療費控除の計算方法①
ここでは、医療費控除の計算方法についてご紹介する。
<医療費控除の計算方法>
医療費控除の制度を知らなくて、過去の分を申告していない場合には、5年前までに遡って申告ができる。
その間に転居した場合は、転居先の税務署で申告する。
医療費控除額=①-②-③ で計算する
①1年間にかかった医療費
年をまたいだ治療費については、12月31日までの分と1月1日以降の分は分けなければならない。
1月1日以降の分は翌年度の対象となる。
②生命保険・損害保険の医療保険で補填される金額:いわゆる入院給付金・手術給付金
出産の場合、健康保険組合や共済組合などから支給される出産育児一時金、家族出産育児一時金、出産費、配偶者出産費なども、医療費控除の額を計算する時に医療費から差し引いて計算する必要がある。
③10万円、または所得金額の5%のどちらか少ない金額
所得金額が200万円未満の人は、10万円でなく所得金額の5%を差し引く。
なお、医療費控除には最高限度額が定められており、200万円を超える医療費控除はできない。
医療費控除の計算方法②
上記の計算方法で計算した医療費控除額×所得税率(課税所得金額によって異なる)=還付金 と計算され、この金額が確定申告により還付される金額の概算金額となる。
<医療費控除の計算方法の参考サイト>
国税庁のサイト http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1120.htm
に詳しく書かれているので参考にするといいでしょう。
あとは、税務署などで聞いても教えてもらえるでしょう。