魚の目の治療法①
ここでは、魚の目の治療法についてご紹介します。
魚の目ができたとしても治療せずに靴を替えたりして放っておくという人も多いようですが、それでは一時しのぎで根本的な解決にはなりません。
魚の目でやってはいけないことは、カッターナイフやカミソリなどで、自分で魚の目の部分を削ってしまうことです。
魚の目が気になって削りたくなる気持ちはわかりますが、これをやると、患部からバイ菌が入り、足やリンパ節が炎症を起こす場合があります。
また、魚の目を削ったり刺激を与えることで、体の防御反応により皮膚は、さらに硬くなってしまい、かえって逆効果となる場合があります。
ですので、魚の目が出来たら、早めに皮膚科の治療を受けることが大切です。
魚の目の治療法②
魚の目は、軽度であれば自宅で治療することができます。
市販されている魚の目の治療薬には、だいたいサリチル酸という角質を柔らかくする成分が入っているので、厚くなった角質を軟化させる角質軟化剤のスピール膏などを患部に塗って、痛みを感じない程度に軟らかくなったらメスなどで角質を取り除きます。
その時、周りの健康な皮膚まで取り除いてしまうことがないように注意しましょう。
また、痛みが大きい場合などは、無理をせず病院へ行った方がいいでしょう。
皮膚科での治療が一般的ですが、フットマッサージ店や美容整形外科でも治療してくれるところもあるようです。
病院での治療は皮膚の奥にある魚の目の核を根本から除去する方法が中心になり、ひどくなると手術を行って除去します。
メスによる切開か、あるいはレーザーで核を焼くレーザー治療が行われます。
レーザー治療の場合には周囲の健康な皮膚をあまり傷つけずに核を除去することができ、傷の治りも早いようです。