いびきによる起こる弊害①
ここでは、いびきによる起こる弊害についてご紹介する。
いびきは周りの人へ迷惑をかけるのはもちろんのこと、本人の健康自体にもあまり良くないということを忘れないでください。
いびきによる睡眠呼吸障害は、睡眠中の上気道の狭窄による閉塞性障害、呼吸中枢の中枢性障害、この二つが一緒になった混合性障害に分類される。
この中で閉塞性障害は上気道の狭窄によっていびきが起きる。
骨や軟骨で気道の周りが保持されていないために最も深刻で問題となる部位とされている。
いびきによる起こる弊害の原因としては、酸素不足、睡眠不足が考えられている。
いびきによる起こる弊害②
【酸素不足】
いびきをかくという時は、上気道が狭くなっているということなので空気の循環が不十分となる。
空気の循環が不十分ということは、体内に取り込まれる酸素が不足するということになる。
血液中に酸素が不足してしまうと脳を刺激してしまうために覚醒を起こしてしまう。
また、酸素不足になると高血圧や肺性心合併などの合併症の原因にもなるので注意が必要である。
【睡眠不足】
いびきをかいている状態のときは、熟睡していない事が多く眠りが浅いという事になる。
眠りが浅いと目覚めたときに疲労感が残ったりする場合が多いので日中眠気が襲ってきたりする。
特に日中襲ってくる眠気は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)である可能もあるので注意が必要になる。
また、睡眠不足などの睡眠障害などになると、覚醒障害、注意力散漫などの原因になり、車の運転は事故の元ともなるので特に注意が必要である。