手足口病の原因・治療法①

手足口病、聞いたことがありますか?

インパクトが強く一度聞いたら忘れない病名の手足口病はその名の通り、手や足、口などにブツブツができる病気です。

乳幼児や子供によく見られ、最もかかりやすい年齢は1歳から5歳くらいと言われています。

子供がいる人は自分の子供がかかったこともあるのではないでしょうか。

冗談のような病名ですがこれはれっきとした病名で、手足口病は、英語では、hand,foot, and mouth disease(HFMD)と言います。

夏風邪の一種である手足口病は発症後、だいたい1週間から10日ほどで治る感染症です。

手足口病は感染症ではありますが特に隔離する必要はありませんし、発疹だけの場合は幼稚園や学校に行かせても大丈夫です。

手足口病

手足口病の原因・治療法②

手足口病の症状としてよくみられるのが、手のひら、足の裏、口の中にできる水泡性の発疹です。

また、夏風邪の一種のため、下痢や発熱がみられることもあります。

手足口病は、いくつかのウイルスが原因で起きるとされていて、主な原因ウイルスは腸管ウイルスであるコクサッキーA16とその変異型、そしてエンテロウイルス71です。

その他のウイルスも原因となる場合があり、原因ウイルスが数種類あるため、何度も手足口病にかかる人もいます。


手足口病は夏風邪の一種なのでそれほど気にする必要はありませんが、稀に髄膜炎になる場合があります。

子供の様子をきちんとチェックし、微熱が続いたり高熱が出たり、その他、頭痛や嘔吐、けいれんなどが見られた場合は早めに病院に診察を受けに行くようにしましょう。

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