爪の病気の種類と症状①

爪は病気と健康のバロメーターとよく言われます。

爪は小さいけど、そこから色んな事を教えてくれます。

変色したり、変形したりしている場合には、爪自身の病気であったり、体のどこかが悪い、病気にかかっていると言うことを知らせるシグナルであったりします。

だから、爪の色や形を毎日観察することが大事です。

爪の病気の基礎知識

毎日チェックすべき爪自身の病気に爪白癬(つめはくせん)があります。

白癬菌というのはカビの一種で、私たちの皮膚を覆っている角層や爪、髪の毛などに寄生して病気を引き起こします。

白癬菌は、皮膚の角層、爪、髪の毛などをつくっているケラチンというタンパク質を栄養に生きているのですが、白癬菌が引き起こす病気のなかで一番ポピュラーなものは足白癬、いわゆる足の水虫です。

爪の病気の種類と症状②

また、指・爪がまるくなる「ばち指」は、肺がんや心臓疾患の疑いがあります。

スプーンのように爪の先が反り返って中央がへこんだ状態なら、鉄欠乏性貧血の疑いもあります。

爪の色が白っぽいのは、肝臓の病気の疑いがあり、足の爪が暗赤色に変わる、冬の寒い時、指先が紫色になる、糖尿病や閉塞性動脈硬化症の疑いなどが考えられるといわれています。


上記の爪から体の病気を調べると同時に、手入れも重要です。

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爪はただ短く切ればいいというものではありません。

とくに足の爪を切りすぎて深爪にすると、爪の側縁が周囲の皮膚を傷つける、陥入爪(かんにゅうそう)になることがあります。

爪の先端の角をある程度残るように切って、爪の角が皮膚に食い込まないようにするといいでしょう。

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