生活習慣病の予防方法①
生活習慣病の中心には、国民死亡統計の上位を占めるがん、心臓病、脳卒中(脳血管疾患)疾患などがあります。
この生活習慣病の要因には物理的に避けられないものもありますが、自分で改善できるものも少なくありません。
生活習慣病にならない・負けないためには、「歳をとったら仕方がない」のではなく、「生活習慣を改善することで予防したり進行をおさえることが可能な」病気だという意識を持つことが大切です。
これら「生活習慣病」は、若い時から正しい生活習慣「食事・運動・休養」を身につける事、つまりバランスの良い食事(一日30品目、肉より魚、塩分制限、適正カロリー摂取)、適度な運動(有酸素運動、ストレッチング)、十分な睡眠を心がけること、そして「喫煙しないこと」、「アルコールは自分のペースでほどほどにする」で、かなり予防できます。
生活習慣病の予防方法②
現代の日本人は食料過剰時代を生きています。
そのなかで、生理的な欲求や嗜好に任せた食生活をしていれば、生活習慣病の発症は必至です。
青年から中年にかけてが、これら生活習慣病の予防のための食生活を心掛けるもっとも重要な時期なのですが、実際にはこれらの世代はまだ生活習慣病に対する認識は低く、食生活にはきわめて無頓着になっています。
すなわち栄養バランス、カロリー、脂肪、塩分などのとりすぎの見直しや運動不足の解消が重要です。
また、ひとたび、病気にかかってしまった方でも生活習慣を改めることで進行を遅くし、症状を軽くすることができるようになります。