糖尿病の種類①

糖尿病は自覚症状があまりないため、気付いたら糖尿病にかかっていたという人も多いようです。

糖尿病は、臓器から分泌されるインスリンというホルモンが正常に働かず、血液中の糖が増えてしまう病気です。

食事をすると血液の中に糖分が増えますが、この糖分を脂肪細胞などにしまいこむことによって血液中の血糖値を調節するのがインスリンというホルモンです。

しかし、脂肪細胞が大きくなりすぎてしまうと、インスリンに対しての感受性が鈍くなって、糖を取り込む量が制限され糖分は行き場をなくして、血糖値があがってしまうことになります。

これが糖尿病の原因なのです。

糖尿病の基礎知識

糖尿病の種類②

糖尿病の種類としては、主に1型と2型があります。

1型の糖尿病は、生まれつき細胞がなんらかの原因によって破壊されているため、インスリンの分泌が不足してしまい血糖値が高くなってしまうものです。

2型の糖尿病は、食べすぎによるカロリー・栄養の過剰摂取や運動不足などによって、インスリンが分泌されても、十分に働かないために血糖値の上昇が起こるものです。

糖尿病の原因の大半が2型で、日本人の糖尿病のだいたい95パーセント以上が2型の糖尿病です。


糖尿病の治療法としては、塩分摂取を減らしたり、繊維を多くとったり、カロリーに注意したりする食事療法(糖尿病食)、運動療法、インシュリン注射があり、近年では、糖尿病に効く健康食品も注目を浴びています。

そのままケアせずにいると、恐ろしい合併症へとつながってしまう病気なので普段から注意しておく必要があります。

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