子供の成長痛①
ここでは、子供の関節痛、いわゆる成長痛についてご紹介する。
子供の頃、とくに何もしていないのに脚が痛くて、何か悪い病気なんじゃないか、と不安になった経験がある人も多いはず。
これは成長痛といって、子供の関節痛の一種であるが、原因ははっきりとはしていない。
また、子供の年齢によっても、多少、意味合いが違ってくるようである。
幼児期の場合、昼間は痛がらずに夜だけ痛がる場合は、精神的なものが原因となっていることが多いようである。
かといって、脚が痛くないのかと言えば、そうではなく、本人はとても痛いのである。
子供が痛いと訴えている場合には、マッサージをしてあげたり湿布をはってあげたりしましょう。
年齢とともに落ち着いて、痛みを訴えることはなくなる場合が多い。
子供の成長痛②
成長期の場合は、スポーツをやっている子に多いと言われていて、骨と筋肉・腱の成長が比例しないのが原因のようである。
昼間、酷使した脚に、疲労が夜になって蓄積するためではないかともいわれている。
痛いときは、激しいスポーツは避ける、温かいお風呂に入るなどのケアが必要となってくる。
また、どちらの場合も昼間も痛がるようなら、他の関節痛が考えられる。
例えば、股関節炎、亜脱臼、膝蓋軟骨軟化症などである。
このような場合は、必ず病院で適切な処置をしてもらいましょう。
病院によっては成長痛で片付けられてしまうかもしれないが、納得がいかなかったら、違う病院で診てもらうのも良い方法である。