消炎鎮痛薬①
ここでは、関節痛の治療で使用する薬についてご紹介する。
病気になると、健康のありがたみがよくわかりますね。
一日でも早く治したい、元気になりたいと誰もが思うはずである。
関節痛の治療で病院へ行くと、消炎鎮痛薬を処方されることが多い。
これはどのような効果があるのだろうか。
消炎鎮痛薬には、炎症を引き起こす物質と炎症によって生じた物質をブロックする働きがある。
関節痛、特に変形性膝関節症などには消炎鎮痛剤の中でも非ステロイド系の消炎鎮痛剤が多く使用される。
痛みに対する速効性は高いので、痛くなるとすぐに飲みたくなるかもしれない。
消炎鎮痛薬②
しかし、非ステロイド系の消炎鎮痛剤は、胃痛や胸やけ、食欲不振などの副作用が出ることがあるので、胃腸系が弱い人は特に注意が必要である。
ほとんどの病院では胃薬も一緒に処方してくれるが、それでも胃の不快感がとれない方もいらっしゃるであろう。
そのような時には消炎鎮痛の座薬もあるので、医師に報告するようにするといいでしょう。
また、関節痛の方には、しびれや筋肉のこわばり、不眠で悩んでいる方も多いようである。
このような場合は、その症状にあった薬も処方してもらえるので、どのような症状で悩んでいるのかを適切に伝えられるようにメモをしておくといい。
処方される消炎鎮痛剤は、必ず飲まなくてはいけないわけではない。
調子がよければ、湿布剤だけにする、痛いときにだけ飲む、など少しずつ量を減らしていくのが良いとされている。