変形性膝関節症の症状と予防策①
関節痛の中でも、中高年になって多くなるのが膝関節痛と言われている。
今は、痛くないから大丈夫と思っていませんか?
膝関節痛は、初めのうちは膝に違和感を感じたり、こわばっているような感じをうけるだけなのだが、それを全く感じさせない期間もあるため、あまり気にしない方がほとんどのようである。
しかし、本当はこの時期から予防しておくのが理想的である。
たとえば、正座を出来るだけ避けて、いすの生活を送る、身体を冷やさない、軽い体操をする、クッション性の高い靴を履くなど、膝への負担をなくすのがよいだろう。
変形性膝関節症の症状と予防策②
もしも、初期段階で違和感を放置しておくと、これがしだいに痛みに変わっていく。
立ったり座ったりする時、階段を上ったり降りたりする時、歩き始める時などに痛みを感じるようになったら、軟骨が磨り減って、骨が変形してきていることが考えられる。
この状態を変形性膝関節症という。
変形性膝関節症は、軟骨の老化はもちろん 肥満気味の方に多く見られる。
人間は歩いているとき、体重のだいたい2~3倍の力が膝にかかっているそうである。
もしも、自分の体重が肥満傾向にあったら、丈夫な膝じゃないと支えるのがどれほど大変か分かりますよね。
膝の負担を軽くしてあげるために、太らないように気をつけることも、予防の一つといえるだろう。
歩くために大事な膝が痛くては、外に出るのもおっくうになり、日常生活にも支障をきたすことになるので、将来、寝たきりにならないためにも、膝関節痛は早めに治療しましょう。