理学療法①


関節痛の治療には、湿布や薬といった薬物による治療のほか、理学療法も行われる。

理学療法は、機能が鈍くなった患部を機能回復のために行うリハビリテーションのことである。

関節痛の痛みを和らげるために行われるリハビリには、運動療法のほか、温熱・電気・光線・水などを使って行う物理療法がある。

さらには、家でも出来るようにマッサージ・体操の仕方も指導してもらえる。

主な物理療法としては、首・腰の関節の軽度の変形を矯正するための牽引(けんいん)。

これは、関節が縮んで痛みを伴っている人には効果的な療法で、縮まった関節周囲の軟部組織を伸ばしてくれるものだ。

理学療法②


温熱には、ウエルダーと呼ばれるものがある。

これは、微振動でマッサージをしながら患部を温めるもので、血行を促進し血液の循環をよくする効果がある。

磁気も入っているので、患部に金属が埋め込んである方は、使用できない。

その場合には、ホットパックというものがあるが、ただしこれらは、熱がある時にはさらに熱があがってしまう危険があるので、避けましょう。


電気を使うものとしては、干渉電流療法・低周波などがあり、筋肉を強化させたり萎縮するのを防止する役割がある。

マッサージ効果もあり、血行が改善されるので、むくみも改善されるであろう。

しかし、心臓にペースメーカーが入っている人や妊婦、発作が出る人には行うことができない。

他に、炎症を抑えたり痛みを軽減させるための、レーザーなども物理療法の一つである。

どのメニューを行うかは、医師と相談して決めることになるが、自分にはあわないと感じたり、調子が悪くなったときは直ちに報告しましょう。

自分にあう理学療法を取り入れて、関節痛の痛みを軽くしてくださいね。

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