慢性関節リウマチの症状と治療法①
慢性関節リウマチは、手や足の指の関節から始まる関節痛の病気であり、突発的なものはなく、多くはじわじわと始まるのが特徴である。
初めは身体がだるい、食欲がない、疲れやすい、手足がしびれて力が入らないなどの症状が現れる。
手足の痛みは特に朝がひどく、こわばっている状態が続く。
リウマチは、痛みが身体のあちらこちらに流れ、動く病気といわれている通り、初めは手足の指だけでも必ずといっていいほど、他の関節もおかされてく。
そのうち、全身の関節痛や腫れの症状もあらわれる。
よって、関節リウマチは単に1箇所の関節痛ではなく、全身の病気と考えたほうが良いとされている。
慢性関節リウマチの症状と治療法②
慢性的になると、熱が出たり、貧血になったりすることもあるが、これは、慢性関節リウマチが合併症を伴いやすい病気だからである。
関節痛の炎症が長期にわたって続くと、しだいに指の関節が破壊されてくるため、指が短くなったり、関節が変形したりする。
しかし、この病気はみなが同じ症状になるわけではないので、自分のリウマチがどのタイプかを知って、上手につきあわなくてはならない。
普段から身体を冷やさないように気をつけたり、冬場は使い捨てカイロなども活用して、関節をあたためましょう。
慢性関節リウマチは、血液検査やレントゲンで発見できる。
もし、慢性関節リウマチと診断されても、現代の医学の進歩により適切な治療をすれば、進行を防いで痛みを抑えることもできる。
一人で悩まないで、出来るだけ早く医師の診断をあおぎましょう。