抜け毛・薄毛と喫煙の関係①

ここでは、抜け毛・薄毛と喫煙の関係について考えてみたい。

喫煙の影響として、科学的に解明されていることとしては、タバコを吸うと、動脈が収縮し、血流を減らすので、十分な血液が行き渡らない状態になりやすくなるということである。

こういった影響によって、頭皮への血流不足は、ハゲを促進するので、タバコはなるべく控えましょうといわれている。

実際、サーモグラフィを使って計測してみると、タバコを吸ったわずか一秒後には、ニコチンによって血管が収縮されて、指先の温度は一度程度下がっているという結果もある。

また、タバコのニコチンには、末梢の血管を収縮させる作用があるとされていて、頭皮の毛根周囲の血流を低下させ、髪の毛の成長に悪い影響を与える可能性があるといわれている。

ある医師の話だが、髪の毛の悩みを持つ人は、できるだけ禁煙をしてほしいと主張していて、実際その医師のみている患者さんでも、禁煙が発毛にプラスになったと思われるケースがあったそうだ。

タバコのニコチンには強い依存性があり、禁煙は必ずしも楽ではないが、本数を減らすだけでも効果があるといわれている。

抜け毛・薄毛と喫煙の関係②

ただし、まったく逆の説をとなえる人もいる。

タバコが脱毛症を促進させるというが、ヘビースモーカーであっても、髪の毛が豊富な人はいくらでもいるので、実は因果関係はないのではないか?

また、度を超すと害になるのは当然だが、育毛のためだけを考えれば、無理に止める必要もないのではという説である。

このあたりは、個人の見解によってわかれるだろう。

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