白内障の手術後の注意点、術後合併症①
ここでは、白内障の手術後の注意点、術後合併症についてご紹介します。
白内障の手術直後には、目が充血したり、ゴロゴロしたりすることがあるようです。
また、涙が出たり、目のかすみを感じたりするケースもあるようですが、だいたいこれらの症状は、1~2週間くらいで治まってくるのが一般的です。
手術後は、以前と比べると色の見え方の違いを感じる人もいるようですが、違和感はしだいに慣れていくので特に心配はいりません。
だいたい1~3か月くらいは、炎症を抑えて新たな感染を防ぐために点眼薬を続けるのが一般的です。
術後の生活では、洗顔、掃除など細かいほこりのたつ作業は1週間くらいは控えるなど、とにかく無理をしないことも大切になります。
歯磨き、ひげ剃りなどをする時も目に水が入らないように気をつけましょう。
白内障の手術後の注意点、術後合併症②
白内障の手術後に「術後合併症」が起こる可能性があります。
可能性としてはそんなに高くはないようですが、万が一の場合に備え、手術後は定期的に専門家のチェックを受けた方がいいでしょう。
また、目に異常を感じた場合にはすぐに診察を受けるようにしましょう。
また、白内障の手術後、だいたい数か月~数年ほど経過してから、ものがまぶしく見えたり、目のかすみを感じることがあります。
この症状は、「後発白内障」と呼ばれる症状ですが、入院、手術の必要はなくレーザーを使って簡単に視力を回復することができるようです。
その他の術後合併症としては、細菌が目に入って感染する眼内炎などがあります。