白内障の治療法①

ここでは、白内障の治療法についてご紹介します。

程度の軽い白内障で視力にあまり影響が出ていないケースの場合は、内服薬や点眼薬などを使った進行予防の治療が行なわれるのが一般的です。

しかし、「抗白内障薬」と呼ばれる白内障の薬は、症状が進行するのを遅らせる効果がありますが完全に治す薬ではありません。

内服薬としては、唾液腺ホルモン製剤、チオプロニン製剤、漢方の「八味地黄丸」などがあり、点眼薬としては、ピノレキシン製剤、グルタチオン製剤などがあります。

主治医に指示された点眼薬や内服薬などを使った薬物療法の場合は、頻度を守り確実に行なうことが大切なポイントとなります。

視力にそれほど変化がないからと言って軽視せずに、専門家のチェックを定期的にきちんと受け続けるようにしましょう。

白内障の治療法②

白内障を治療するためには、日頃の生活にも細かな注意が必要となります。

食生活で注意するポイントとしては、間食は控えると同時に、偏食を避けて栄養バランスのとれた食事を適切な量だけ摂るように心がけましょう。

ビタミンB2、C、Eを豊富に含む食品を積極的に摂取するようにすると、白内障を防ぐ効果があるといわれています。

ビタミンB2を多く含む食品としては、レバー、納豆、いわしなど、ビタミンEを多く含む食品としては、大豆、玄米、ごまなど、ビタミンCを多く含む食品としては、柑橘類や緑黄色野菜などがあります。

逆に、避けた方がいい食品としては、古くなった魚の干物、汚れた揚げ油などで、これらは白内障を進行させる危険があると考えられているので注意する必要があります。

その他、屋外で強い紫外線にさらされたりするのは好ましくないとされています。

サングラスなどを使って目をいたわり、強い刺激を与えるないようにしましょう。

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