アレルギー性鼻炎の原因・治療法①
アレルギー性鼻炎は、発作時のくしゃみ、鼻水、 鼻づまりを繰り返すことを特徴とする現代病の疾患です。
この病気は、身体に侵入した、特に鼻の中に進入した異物に対して、過敏に反応する人にのみ起こり、近年、国民の15~20%程度がアレルギー性鼻炎で悩まされているようです。
国民みんなが困っている、アレルギー性鼻炎を起こす原因となる代表的なアレルゲンは、通年性の場合、ハウスダスト、ダニ、カビなどがあり、季節性の場合は、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどがあげられます。
スギ花粉症に関しては、近年空中飛散花粉数の増加により患者数が急増しているといわれています。
なお、重症の場合には、副鼻腔炎(蓄膿)の合併も少なくありません。
アレルギー性鼻炎の原因・治療法②
なかなか他人には解ってもらいにくいのが、アレルギー性鼻炎のつらさです。
不快な症状に悩んでおられる方は、勝手に市販薬を買ったり自分で決めつけたりせずに、専門医(耳鼻咽喉科医)を受診することをおすすめします。
最も一般的に行われているアレルギー性鼻炎の治療方法は、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド点鼻薬などが主に使用されます。
また、西洋医学だけではなく、生薬配合の漢方薬や入院せずに行うアレルギー性鼻炎のレーザー治療も効果が認められています。
また、漢方薬を取り入れる治療法もあります。
例えば、生薬製剤である<ホノビエン錠>は、抗アレルギー剤などが抱える「のどの渇きと眠気」が少ないのが特徴で、アレルギーを抑える効果もあります。