じんましんの薬の種類①
じんましんの薬には様々な種類があり、症状によって選ぶポイントがある。
カプセル剤
医薬品を顆粒や粉末、液状などにして、カプセルに入れた内服薬。
カプセルは厚さや材質などによって、薬が最も効果をあげる場所で溶けるようになっている。
錠剤
薬を圧縮して、一定の形に作った内服薬。
トローチなどもこの仲間である。
顆粒剤
薬を粒状にした内服薬である。
顆粒の大きさは様々ある。
細粒剤
粉薬と言われている薬を粉末状にした内服薬。
クリーム剤
クリーム型の外用薬で、しみるなどの副作用が少なく、浸透性と使用感が良い薬である。
すべてのじんましんのタイプにほぼ対応ができる。
じんましんの薬の種類②
軟膏
半固形の外用薬で、多少ベタつきがある。
クリームより浸透性はやや落ちますが、刺激が少なく、ひび割れや乾燥、ただれなどに適している。
液剤
液体の外用薬で、使用感がスッキリしていて、すぐ乾く。
傷になっているじんましんには、しみることもある。
リニメント剤
液状や泥状の外用薬で、患部に、へらなどで伸ばしてつける。
エキス剤
生薬などから浸出された薬効成分が濃縮されて作られている。
内服薬と外用薬の両方のタイプがある。
シロップ剤
のどの通りをよく飲みやすくした内服薬。
白糖の溶液や、その他の糖類、甘味剤が加えてある。
液状のものはシロップと言い、粒状の物はドライシロップという。
ローション剤
ルッとした感触が特徴の薬である。
水性液の中に薬を均等に分散させた液剤である。
スプレー
外用薬で、液体を霧状に飛ばす。
冷却効果でかゆみを抑えるものなどがある。