じんましんの症状①
じんましんは、かゆみや赤みだけではなく、症状が激しい場合には、範囲も拡大し次々と新しい膨らみが出没する。
形自体には特に意味はないのだが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴である。
症状によっては、痛みや感じ方にも違いがあり、焼けるような熱さを感じたり、チクチクとしたりすることもある。
じんましんは数分から数時間後に徐々に消えてなくなることが多いが、症状によって再発を繰り返すこともある。
じんましんだと思っていた症状が、乾燥してカサカサになったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気と考える必要もある。
また、声がれ、呼吸困難、腹痛、胃腸障害、呼吸障害なども引き起こす場合がある。
じんましんの症状②
じんましんの大きさは、1~2mm程度から手の大きさぐらいと様々で、点状のような小さいものと、大きいものがある。
じんましんが融合して出来るものは、体のほとんどが覆われてしまう危険性もある。
じんましんが出来やすい箇所は、太もも、股、おしり、乳房周辺、腹部であるが、頭皮、背中、手の甲、足など、体のいたるところにじんましんが発症する。
隠れた箇所にもじんましんが発症するケースもある。
唇、口の中、のど、胃腸、気道、場合によっては目にできるケースもある。
目の粘膜にできるじんましんは大きくなりやすく、目がふさがってしまう場合もある。
現在では、ほとんどのじんましんを治療することが可能になっているので、気になる症状が出た場合は専門医に見てもらうことが大事である。