日光じんましん①
日光じんましんは、外で太陽に直接当たり、その部分がかゆくなるじんましんの事をいう。
時期的には、だいたい4〜9月、強い太陽光線に当たる季節に起こりやすく、皮膚の赤味やかゆみ、わずかな腫れを伴う。
じんましんが出来やすい人は、太陽光線に直接当たった直後、数秒後に発症する。
だいたい10分以内にはじんましんがピークに達し、1〜2時間症状が続き、そのままで症状が悪化することもあるが、留まることもある。
原因は直射日光によるものなので、外出の際はケアをし、保護するようにする。
日常生活に支障をきたす場合が多いので注意する必要がある。
日光じんましんは、体に日光があたると手足、背中、太もも、腹部などに、かゆみを伴う発疹が出たりする。
日光じんましん②
日光じんましんの可能性が高い人は以下の通りである。
■部屋の中ではかゆみがないのに、外出すると発症する
■季節は春と夏が多く、紫外線の多い時期になるとかゆくなる
■プールや海などで露出した時に、かゆみと赤みがでる
■直射日光にあたった箇所の皮膚に発疹が出現して、かゆくなる
また、日光じんましんと一緒に現れやすいは、吐き気、頭痛、悪心、腹痛、下痢などである。
この場合、注意しなければならない点は、ショック症状などを伴うことがあるということである。
日光じんましんの治療は、抗ヒスタミン剤の内服と注射などが主であるが、軟こうなどの塗布も併用する。
日光じんましんも、年齢や環境の変化で完治する場合が多いので、専門医と相談し、しっかりと治療に望むことが大切である。