じんましんとにきびとの違い①
にきびは、毛穴に角質や皮脂がつまってはじめ大きくふくらむ。
どのにきびも一時的な症状であるが、適切に正しい治療をしないと、跡が残ってしまう可能性がある。
にきびには、主に2つの主な原因があり、一つは男性ホルモンなどの働きが大きく影響する。
皮脂腺からの脂の分泌が盛んになることでにきびができるのである。
もう一つは、毛穴の出口が硬くなり、常在するアクネ桿菌や男性ホルモンが関係している。
にきびができる場所は、顔、胸、首筋、背中などに数多く見られ、手の甲や足の裏に、にきびはできない。
これは、にきびができやすい脂線が集中しているか、いないかである。
じんましんとにきびとの違い②
また、年齢に関係なく、にきびができる条件がそろえば、にきびは発症する。
10代に多く発症するが、20代からでも40代でもにきびはできる。
思春期から20代によくみられる理由は、皮脂の分泌が盛んになり、男性ホルモンの分泌が増加するためである。
にきびの予防は、こまめに脂分を取り除くこと、しっかりと洗顔することが大切である。
治療は、外用薬でクンメルフェルド液が広く使われ、内服剤では、抗生物質が主に使われている。
<にきびとじんましんの違い>
にきびとじんましんが似ているのは、赤みが帯びて、ふくらむ症状である。
にきびは顔から首にかけて広がり、背中にもできる。
じんましんの形が多種多様で、にきびのようなブツブツに見えるため似て見える場合もある。
にきびとじんましんの違いとしては、
1、にきびは、じんましんと比べて進行速度が遅い
2、じんましんは、痛みやかゆみが出るが、にきびには、かゆみが出ることはほとんどない。