じんましん（蕁麻疹）の種類・原因と治療法ガイド

じんましんと似ている症状がある湿疹の原因や症状についてご紹介する。

湿疹は、はじめは軽い炎症がかゆみや痛みを感じ赤く腫れる程度だが、しだいに腫れた表面が不均一になり、細菌が感染して化膿する場合もある。

＜湿疹の種類・症状＞

■脂漏性湿疹とは、皮脂の分解による湿疹のことをいう。

脂の分泌の多い場所は、頭、髪の毛の生え際、小鼻のわき、眉毛、手、腿のつけ根、脇などに境目の明確な赤い面ができる。

■手湿疹とは、洗剤などをよく使用する主婦に数多く、指先を中心に発症する。

■皮脂欠乏性湿疹は、脂漏性湿疹とは逆に、皮脂が少なすぎるために起こる症状をいう。

湿疹の原因や症状②

＜症状と治療法＞

湿疹はかゆみを伴い、その赤い面の皮が細かくむける。

また、黄色がかった厚いかさぶたが出来ることもある。

脂漏性湿疹は大人にも発症しますが、赤ちゃんに多い症状である。

赤ちゃんの皮膚は、皮膚の分泌が盛んで、お母さんの胎内にいたときの女性ホルモンの影響を受けている。

そのために、黄色いかさぶたのような湿疹が、頭や髪の毛の生え際にできることがある。

湿疹はフケのように見えることもあるが、脂肪成分のため、お湯だけで落ちないので、石鹸でマッサージするように洗って下さい。

毎日ふやかすようにして行くことで、少しずつ落とすことが出来る。

また、石鹸は低刺激な石鹸を選ぶようにして、せっけんは充分に洗い流すように注意する。

軽い湿疹の場合は、湿疹に効果のあるクリームが市販されているので、治療も可能であるが、重度の湿疹の場合は、慢性化しない為にも、専門医に診てもらうことをおすすめする。