合併症①

レーシック手術が成功したとしても、術後の経過について不確定要素が発生する。

レーシックの手術後は、いくつかの制限事項があるので、 生活や仕事をする上で不便を感じることがあるかもしれない。

例えば、レーシック手術後の2~3日は車の運転を控える必要があり、激しいスポーツは1ヶ月ほど控えることが必要となる。

術後視力の回復は年齢、術前の度数によっても多少差はあるが、目安として術後だいたい4~5日でほぼ安定し、一週間もすれば普通の生活に復帰できる。

合併症②

<合併症>

治療を行う医師の技量やレーザー装置の性能などによっては、感染や角膜内皮の障害、角膜上皮下の混濁などの合併症が発生する可能性がある。

一般的には、レーシックは角膜混濁を起こさないが、まれに炎症により角膜混濁が起こり、角膜フラップ面に混濁が生じたものをサハラ砂漠症候群とよんでいる。

サハラ砂漠症候群の角膜混濁は、PRKとは異質なもので、PRKの混濁は表面に起こるが、サハラ砂漠症候群の混濁はフラップ下面に起こるという違いがある。

原因は、金属アレルギーや、点眼剤の影響などいろいろ考えられているが、原因はよくわかっていない。


また、瞳孔が大きく開く人は、術後に、ハロや夜間性近視が起こることがあり、若い人ほど、レーザーの照射径よりも瞳孔が開くので、周囲から近視の光が入りコントラストを低下させる可能性がある。

眼が乾きやすくなったり、目やにが出るなど気になる症状がある場合は、早めに診察してもらうべきである。

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