白内障とレーシックの関係①
ここでは、白内障とレーシックの関係についてご紹介する。
眼の老化によって起こる疾患のひとつに「白内障」がある。
白内障という病気の名前はよく耳にすること思うが、実際にどういった疾患なのかということを知っている方はどれくらいいるだろうか。
人の眼の中には水晶体というカメラでいえばレンズの役割をしているものがあり、眼から入った光が水晶体を通って網膜でピントが合うようになっている。
この水晶体は通常は透明の状態だが、様々な原因により濁ってしまうと光がうまく通過しなくなり、光がまぶしくなったり物がかすんだり、ダブって見えたりする。
この状態を白内障という。
白内障とレーシックの関係②
白内障の原因としては様々なものが考えられる。
加齢によって水晶体が黄色くなってきて濁りを併発したり、糖尿病やアトピー、緑内障といった他の疾患が原因となったり、服用した薬の副作用、遺伝による場合もあるといわれている。
白内障を発症すると、薬剤治療では水晶体の濁りを止めることはできないため、日々の生活に問題があるほどの視力の低下が起こった場合には手術によって水晶体を眼内レンズと取替えることで視力の回復を図るのが一般的である。
白内障は、レーシックの手術を受けた人でも将来発症する可能性がある。
レーシックの手術を受けていると、将来白内障になった時に手術が受けられるのかという不安を感じる方もいるようであるが、レーシック手術を受けていても白内障の手術は問題ないようである。