再手術の可能性①

ここでは、レーシックの再手術についてご紹介する。

レーシック手術による角膜の屈折異常の矯正は、通常であれば一度施術を受ければ視力が回復するものとされている。

しかし、レーシック手術を受けたからといって、全ての方が希望通りの視力を得るはことはできず、一般的に近視の症状が強い人ほど、手術を受けても希望通りの視力に戻らない確率が大きくなると言われている。

コンタクトレンズ、特にハードレンズは、かなり重い近視も矯正できるため、術後もレンズと同じくらい見えると誤解される場合もあるが、強度の近視の場合はハードコンタクトレンズのように見えるようにはならない場合もあるのである。

一般的には、イントラレーシックの方がレーシックよりも症状が重い方が多いが、あるデータによると再手術の割合は、イントラレーシックで2~3%、レーシックで3~7%となっていてイントラレーシックの方が低くなっている。

再手術の可能性②

レーシックは、「フラップ」と呼ばれるフタを目に作り、できたフタを開けてそこから角膜に向けてエキシマレーザーを照射して角膜を削ることで角膜の屈折率を変化させ視力を回復させるというのが仕組みである。

しかし、再手術になるケースとして、角膜を削りすぎてしまうのを避けるために、レーシックの手術では角膜をはじめから大きく削ることはせず薄めに削るのも関係しているともいわれている。

レーシックを行うクリニックの大部分では一定の期間を定めてレーシックの再手術において無料で受付けるシステムがある。

ただ、レーシックの再手術をする場合には、再度適応検査を行い角膜の厚さを調べるが、角膜の厚さが足りなく手術ができない場合がある。

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