レーシック手術が受けられないケース①

レーシック手術による治療は、クリニックで受ける問診や眼科検査の結果によっては受けることができない人もいる。

では、レーシックによる治療を受けられない人とはどのような人なのだろうか。

<事前の問診によって受けることができない人>

膠原病や自己免疫疾患を持っている人は術後の傷の治療が困難であったり、ドライアイの後遺症が出たりする場合があるため、レーシック治療には向かないとされている。

また、妊娠中やその可能性がある場合、出産して授乳中の場合には、ホルモンのバランス(調和)が崩れやすい時期にあたるため、角膜の屈折も不安定になること、それにレーシックを受けたとしても施術後に合併症を抑えるために薬剤投与をする可能性もある為、レーシック治療は適当ではないとされている。

他に疾病関係でレーシック治療を受けられない場合はというと、糖尿病やステロイド剤を使用中の方、ケロイド体質の方は傷の治りに悪い影響が出る恐れがあるため不可となっている。

あとは、精神神経科系統の疾患がある場合には、インフォームドコンセントを本人から得にくいという理由などからレーシック治療は受けられないのが一般的である。

レーシック手術が受けられないケース②

<検査の結果によって不可となる場合>

目が極端に奥に引っ込んでいるいわゆる「奥目」の場合には、手術の難易度が上がるという理由で受付けてもらえない場合が多い。

また、角膜が小さい場合や元から薄い場合などもフラップが作れないなど、矯正効果が得られない可能性から不可とされる。

その他には、重度のドライアイや角膜ヘルペス、緑内障、網膜剥離の手術後といった場合はレーシック治療によって目の障害につながる恐れがあるため受けることが出来ない。

また、18歳未満の場合も手術を受けることはできない。

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