手術の後遺症・副作用①

レーシック手術において失敗して失明したりすることはまず有り得ないといえる。

ただ、まれに後遺症が残る場合があることが過去の症例による報告で明らかになっている。

レーシック手術後の後遺症のことも頭に入れておくと、術後の生活についても考えておくことができると思う。

レーシック手術を受けることで起こる後遺症とはどういったものがあるのだろうか。


レーシック後の代表的な後遺症として、ハロー現象、グレア現象がある。

ハロー現象とは、光を見たとき、その周りがぼんやりと輪になって見える症状で、グレア現象とは、光を見たときに、必要以上に明るく見えてしまいまぶしくてたまらない症状をいう。

これは夜に瞳孔が大きく開く人や、重度の近視であるほど起こりやすいようである。

一般的には、だいたい3ヶ月以内にこれらの症状は自然になくなるといわれているが、まれに後遺症として残るという例が報告されているようである。

手術の後遺症・副作用②

あとは、乱視もレーシック手術によって起こる副作用としてあげられている。

乱視が起こる原因は施術の際のエキシマレーザーの照射のズレといわれている。

レーザーの照射中に患者さんが目を動かしてしまうと角膜が傾いた状態で照射が行われることとなり、乱視が起こる可能性があるようである。


他にもドライアイを訴えるケースがある。

ドライアイとは字のごとく眼が乾燥した状態になることである。

涙の生成がうまくにできずに、眼の潤いが足りなくなってしまうので、眼がかすんで見えづらくなる。

この症状も一般的には、数ヶ月で自然になくなるようであるが、稀に後遺症として残ってしまう場合もある。

これらは実績のあるドクターがいるクリニックを選ぶことでだいたいは避けられるものである。

不安な場合には、担当の医師に後遺症が発生する割合などについて確認してみるといいでしょう。

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