腰痛に効果がある つぼ①
体の中には約360種類の「つぼ」が存在すると言われている。
つぼを的確に刺激することによりさまざまな効果が得られると言われている。
ここでは腰痛に効くつぼをご紹介する。
つぼの位置には個人差があるので、近辺を触って探してみましょう。
【体の背面にある、腰痛に効果があるつぼ】
1.大腸兪(だいちょうゆ)
蝶骨のウエストラインの背骨から左右外側に指2本分のところにあり、腰痛、坐骨神経痛、大腸小腸疾患に効果がある。
親指の腹を垂直にゆっくり押し、ゆっくり力を抜くのを数回繰り返す。
2.腎兪(じんゆ)
大腸兪から指3本分上のところにあり、腎疾患、腰痛、膀胱、生殖器疾患に効果がある。
押し方は、の大腸兪と同様である。
3.志室(ししつ)
腎兪から指2本分外側にあり、腰痛、坐骨神経痛、胃腸炎、全身の疲労感に効果がある。
親指の腹を体の内側(背骨側)に向かって押す。
4.殷門(いんもん)
お尻の下の骨の部分と膝裏の調度中央部分にあり、坐骨神経痛、下肢麻痺に効果がある。
親指の腹で何度か繰り返しゆっくり軽く押す。
5.帯脈(たいみゃく)
脇腹ウエストのラインにあり、腰痛、月経痛、月経不順、下腹部痛などに効果がある。
親指の腹で力をあまり入れずに押す。
腰痛に効果がある つぼ②
【手の甲にある腰痛に効果があるつぼ】
腰腿点(ようたいてん)
手の甲の人さし指と中指、小指と薬指の間を上になぞっていって骨が交差するところにあり、腰痛に効果がある。
骨の部分に指先を食い込ませる感じでゆっくり押す。
【足にある腰痛に効果があるつぼ】
1.委中(いちゅう)
膝の裏の中央にあり、腰痛、坐骨神経痛、膝痛に効果があり、親指で押す。
2.照海(しょうかい)は、足の内側のくるぶしの下(指一本分くらい)にあり、腰痛、腎疾患、花粉症、冷え性、不眠症、咽痛、耳疾患に効果がある。
親指の腹で押する。
3.曲泉(きょくせん)
膝の内側の窪みのところにあり、大腿神経痛、膝関節炎、リウマチ、月経痛、月経不順、不妊症、精力減退に効果があり、親指の腹で押す。