ぎっくり腰の症状と原因①
ぎっくり腰は、腰部に痛みがあるが、内臓疾患ではなくレントゲンで撮っても異常とは診断されない症状の総称のことである。
症状としては、中腰状態で物を持ち上げようとして立ち上がろうした時に急に激痛に襲われたり、前傾姿勢や長時間座っているなどとた時に痛んだり、寒い場所にいるときに痛むなどである。
突然激痛に襲われるのが特徴のため、ドイツでは「魔女の一撃」と呼ばれているそうである。
ぎっくり腰はほうっておくと慢性化する可能性もある。
ぎっくり腰の原因としては、不用意に体をひねった場合や、前傾姿勢で重いものを持ち上げようとしたときに起こりやすく、筋肉、神経、関節の急激な負荷や緊張や疲れから起こる。
また、長時間に渡る同じ姿勢、無理な体勢、筋肉の疲労、女性に限っては生理時の骨盤の緩みが腰痛を起こす原因となるし、運動不足や肥満など血行不良による場合もある。
ぎっくり腰の症状と原因②
ぎっくり腰への対処法は、まずは無理をせず楽な姿勢をすることである。
楽な姿勢が横になることなら、横になってしばらく安静にしていましょう。
病院に行けない場合は患部に冷たい物を当てて冷やしたりするのを10分おきに繰り返してみてください。
(冷やしすぎには注意)
それでも脚がしびれてきたり、痛みが増してくるようであれば早めに病院に行って診てもらうことをおすすめする。
一度ぎっくり腰になると癖になってしまうので、再度ぎっくり腰にならないように、姿勢に注意をしたり、急な動作をしないようにしたり、適度な運動をしたりして日常生活に充分注意するようにした方がいいだろう。